《ミラクル100》ファシリテーター:谷茂則さん②

人を育てる森、人が育つ森

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今回のファシリテーターのひとり、谷林業株式会社の谷茂則さんは、今までにもナナツモリと協働し『休日うら山フェスティバル チャイムの鳴る森(通称:チャイ森)』や陽楽の森での森びらき『ちょい森』等のイベントを実施、チャイ森では2日間で5000名を集約するなど、大成功させてきました。

イベントという一過性のものから、中川さんの『なないろサーカス団』が野菜やキノコを育てたり、活動拠点にしたりと森の日常使いを始めています。大阪から『森の幼稚園』として園児たちが訪れたり、ニートの人々の就労支援に山づくりを利用したりと、人々と森がどんどん身近になってきています。

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「王寺町に何をこれから何を働きかけていくかは、行政の方向性を見つめつつ、現在まだ模索中です。

100人会議がありがたいのは、林業に興味のなかった王寺町の方々に、私たちの活動を知っていただけること。未来像は人と自然とエネルギーが循環し、継続できる町づくりです。100人会議でプロジェクトが一個でもできるなら『町に木を』がいいですね。

今までの貯金を使いはたせばお金が入ってきますが、後には何も残りません。使い果たさず利息だけで生きていけるような山づくりをしないと維持継続していけません。それがわかる町の人を育てられる森の人(山守)をつくり、使っていける木の人(木守)をつくる。

町に木が溢れ、森もきれいになり、海外から森づくりの視察に人が来るようになるような。やるべきことは見えてきています。雪丸や法隆寺といった町のストーリーと組み合わせて実施したいですね」

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ログハウスは気持ちいいいと思うし、森に行けば癒されるのに、森をまだ何だか遠い存在に感じる人も多いのでは?
スイスでは、林業の道は憩いの道、健康の道で、森での乗馬やハンティングが趣味というのが珍しくないのだそう。生活のすぐ隣にいつもある森、日常にある森を実現できたら素敵ですね。

イベントやレクリエーションを通じて「知る」ことも大事ですし、知識を得ることも大事。
王寺町の未来をつくる100人会議で、ぜひ考えてみてください。

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《ミラクル100》ファシリテーター:谷茂則さん①

林業の将来のために、まず「道」をつくる

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今回のファシリテーターのひとり、谷林業株式会社の谷茂則さんは、県下11市町村に約1500ヘクタールの山林を管理されています。その広さは奈良県の面積の約200分の1、王寺町の面積の約2倍。
500カ所におよぶそうです。

「僕は町長みたいなもので、何cmの木が高さ何mになってどこにいるかを把握しています。これを管理するだけでなく、うまく活用していかなければならない。昔、吉野材はヘリコプターで木材を搬出しても帳尻があっていましたが、今は木材価格が非常に下落してしまいました」

そこで管理のために山の中まで2トンダンプが入れる2.5m幅の作業道をつくったそうです。「新しいことが必要だから、する」その行動力を、まだ見ぬ未来を切り開くファーストアクションのように筆者は感じました。

「奈良県では古くから『吉野林業』と呼ばれる密植、多間伐、長伐期(ちょうばっき)といわれる、歴史が始まって以来最高の林業経営と山の維持管理をおこなってきました。そのおかげで奈良県産の木材は年輪幅が狭く均一で、見た目にも美しく強いので建築用材として高い評価を受けてきました。

吉野林業のすごいところは、育てるだけでなく、市場も自ら開拓していたところです。間伐した資材も修験道の杖、農業器具、足場丸太となり、酒樽や味噌樽にもなり、そしてそれらが売れました。

今はいろいろな素材がでてきたこともあり、昔ほど住宅にも製品にも木が使われなくなりました。
これからの森を維持していくために、私たちは過去とは違った手法を探す必要があります。

王寺町では、一切手入れをしていなかった森を整備し、「陽楽の森」と名付けてツリーデッキをつくりました。森を身近に感じてもらう「森ひらき」のイベントもしてみました」
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「生まれ育った王寺町の活性化につながることをしていきたいというのはいつもあります。吉野林業が山を育てるだけでなくマーケット開拓をして需要の掘り起こしまでしたように、山を維持することと経済活動をつなげていかなければならない。今、その突破口になりそうなのが薪ボイラーです。

薪を燃やしてエネルギーを得ることで、アラブに流れていた燃料費が地元に入ります。燃やすための人が必要なので雇用につながり、シニアの方にそれを頼めばケアにつながる。地域の人々のココロも財布も潤うのです」

想いがあるとおもしろいことに、欲しかったいろいろなものに出会うようになります。
100人会議で、谷林業をはじめ、地域の活性化に取り組むさまざまな人の活動を知り新しいアイディアを得るとともに、行動を起こしたくなる「何か」に出会いに来ませんか。

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